
※この記事は、主に中小企業・小規模事業の経営者の方を想定して書いています。
はじめに|それ、本当に「あなたの努力不足」でしょうか
ホームページを作った。
デザインも整えた。
文章もちゃんと書いた。
業者にも頼んだ。
それなのに…
問い合わせは、ほとんど来ない。
これ、実はとても多い相談です。
そして、ここで多くの人が
こう思ってしまいます。
- SEOが弱いのかな
- 広告を出さないとダメ?
- もっと情報を足した方がいい?
でも、先に結論を言います。
👉 原因は「がんばり不足」ではありません。
多くの場合、
「伝える順番」がズレているだけです。
たとえ話|正しいDXが、現場で使われない理由
DXは、正しい。
効率化できるし、データも残る。
経営判断も速くなる。
だから多くの会社が、
「これは必要だ」と思って導入します。
でも実際には、
- 現場が使いづらい
- 何をすればいいかわからない
- 結局、前のやり方に戻る
そんなケースも少なくありません。
これは、
DXが間違っているわけではありません。
ただ、
使う人の立場で設計されていないだけ。
ホームページも、これと同じです。
正しいことを書いている。
情報もそろっている。
でも、見る側が
「どう判断すればいいのか」わからない。
その結果、
使われないだけ。
問題はここ|人は「納得」ではなく「判断」している
ホームページを見る人は、
じっくり読んでくれる前に
頭の中で、こんなことを考えています。
- これ、私の話?
- この会社、何をしてくれるの?
- 他と何が違うの?
- 失敗しない?
- 質問しても大丈夫かな?
ここで止まると、
ページは静かに閉じられます。
情報が足りないのではなく、
判断しにくいだけ。
ここで一度、整理します
よくある「会社目線の構成」
- 会社紹介
- 代表の想い
- 実績
- サービス一覧
お客様が本当に求めている順番
- 私の悩み、わかってる?
- それ、ここで解決できる?
- 他と何が違うの?
- 不安はない?
- じゃあ、聞いてみよう
👉 内容ではなく「順番」が違う
それだけで、結果は大きく変わります。
失敗例|がんばっている会社ほど、ハマりやすい
よくあるケースです。
- デザインはきれい
- 実績も十分
- 想いもまっすぐ
でも、見ている側はこう思っています。
「で、私は
何を相談すればいいんだろう?」
これは、
会社が悪いわけでも、能力が足りないわけでもありません。
ただ、
会社の中の言葉のまま、外に出ている。
それだけ。
ここまで読んでいただいた方へ
※ここまで読めた方は、
ホームページがうまくいかない理由の半分以上を
すでに理解しています。
今すぐ直せなくても大丈夫です。
多くの会社は、「何がズレているのか」さえ
わからないまま止まっています。
まず「見方」が変わったこと自体が、
十分すぎる一歩です。
ここで、名前をつけます|価値の翻訳とは
私はこの状態を、
「価値の翻訳」ができていない状態と考えます。
難しく考える必要はありません。
会社の中にある良さを、
お客様が理解できる言葉と順番に
置き換えること。
それができていない。
ただ、それだけです。
新しい価値を作る話ではありません。
すでにある価値を、伝わる形に直すだけ。
まだピンとこないと感じた方へ
正直に言います。
ここまで読んで、
「少し分かりづらいな」
「まだ整理しないといけないな」
と感じた方もいるかもしれません。
そう感じても、まったく問題ありません。
これは
- センス
- 才能
- マーケティング知識
の話ではなく、
考える順番の話だからです。
最初から全部できる人はいません。
まとめ|いきなり直さなくて大丈夫です
今日やっていただきたいことは、ひとつだけ。
✔ 「うちは情報が多すぎる?」
✔ もしくは「少ないのかもしれない」
✔「順番、違ってるかも」
そう思えたら、十分です。
次の記事では、
- どこから見直せばいいのか
- 全部やらなくていい理由
- 最低限、ここだけ整えればいい場所
を、具体的にお話しします。
今日は、
何かに気付いていただけたら嬉しいです。
次回の【経営者編2】では、
「なぜ魅力があるのに選ばれないのか」という、
もう一段シビアな話に進みます。
