【高級感のある色の組み合わせ】青・ブルー カラーコードのrgbカラーパレット

目次

青(ブルー)で表現する高級感のイメージ

このパレットでは、格式の高いロイヤルブルーのような「青」を基調に金と白が入ったパターンを紹介します。

濃い青はイギリス王室で使われているロイヤルブルーのイメージもあり、格調高い厳粛なイメージがあます。
サブカラーに金を入れてシンプルに見せるとより高級感が増します。
青と相性のいい銀も少し入れると、より格調高いイメージを表現できます。

もちろん、金や銀のグラデーションを入れるもの効果的です。

時計などの金属を使った高級な商品やデジタル関係の商品、ビジネス関連のアイテムに合う組み合わせだと思います。

[カラーキーワード]高級、豪華、厳か、プレミアム、ロイヤルブルー、貴重、金、金属、デジタル、ビジネス

カラーパレットの色の意味(RGB/HTMLカラーコード)

メインカラー(青)

R0 G76 B160 / #004CA0
[青のイメージ]冷静、信頼、知的、海、青空、堅い
さわやかで済んだ空やきれいな海をイメージすることから、信頼や冷静さを表す色とされて、知的な印象を与える色です。
青はイギリス王室のオフィシャルカラーとして使われている色で、格調高いイメージがあります。

サブカラー1(金)

R201 G163 B51 / #C9A333
[金のイメージ] 高級、お金、金塊、光、輝き、明るい、希望
高価な「金」そのものの色は、 まさに高級感を感じる色です。高価なアクセサリーをイメージする人も多いでしょう。
輝くイメージから、希望を感じる色でもあります。
ただ、あまり多く使いすぎると、品のないイメージを与えてしまうので気を付けましょう。

サブカラー2 (白)

R255 G255 B255 / #FFFFFF
[白のイメージ]清潔、爽やか、上品、純粋、神聖、雪、紙
白は爽やかで清潔感を感じる色です。
上品で神聖な印象も与える色なので、黒や金と組み合わせることで、高級感を感じさせます。
またどの色にも合う色なので、難しい色を組み合わせる時に、全体をまとめることもできる色です。

アクセントカラー1(グレー)

R219 G219 B219 / #DBDBDB
[グレーのイメージ] 静か、落ち着き、都会的、品がある
グレーは、都会的で洗練された印象を与えます。
薄いグレーは他の色を引きたててくれる色でもあります。
銀色をイメージした薄いグレーを組み合わせることで、より高級なイメージにしています。

アクセントカラー2(黒)

R0 G0 B0 / #000000
[黒のイメージ]
フォーマル、シック、厳粛、高級、モダン、堅い
重たい、暗いイメージのある黒ですが、シャープさと重厚感も感じる色なので、広い面積で使用すると、高級なイメージを与える色です。
フォーマルなシーンでも使われる色で、洗練された厳粛なイメージを与えます。
テキストの色としても一番読みやすく、どのシーンにも合う色です。
他のどの色からも影響をうけないことから、自信を感じさせる色でもあります。

青(ブルー)で「高級感」を感じさせる理由

青は、信頼・知性・冷静さを感じさせる色です。
感情を落ち着かせ、
「きちんと考えられている」印象を与えます。

高級感のある青は、
派手さや強さではなく、
安定感・誠実さ・安心して任せられる空気をつくります。

紺色よりも軽く、
水色よりも落ち着いた青は、
幅広い人に受け入れられやすい高級感を持っています。

青(ブルー)を使うときの注意点

青は安心感が強い反面、
使い方を誤ると 冷たい・無機質・距離を感じる
印象になりやすい色です。

特に、

  • 彩度が高すぎる
  • 面積が広すぎる
  • 感情の説明が不足している

と、「信頼」よりも
事務的・無関心に見えてしまいます。

高級感を出す青には、
人の気配を感じさせる設計が必要です。

青(ブルー)が向いているケース・向いていないケース

青(ブルー)が向いているケース

  • 信頼性・安全性・正確さが重要なサービス
  • 幅広い層に安心感を与えたいブランド
  • 落ち着いた判断を促したい場面

「安心して任せられる」ことが価値になる場合、
青は非常に相性のよい色です。

青(ブルー)が向いていないケース

  • 感情・熱量・勢いを強く伝えたい場合
  • 人の温度や個性を前面に出したいブランド
  • 強い記憶に残したい初期フェーズ

青は、
無難になりやすい色でもあることを理解する必要があります。

青(ブルー)は「会社が選びやすい色」として使われることが多い

青は、黒と並んで
企業サイトで選ばれることが非常に多い色です。

これは好みの問題というより、

  • 信頼
  • 安定
  • 無難さ

説明責任を果たしやすい

といった理由から、
組織として合意を取りやすい色であるためです。

青は「誰かの強い主張」になりにくく、
会社としての判断にしやすい色だと言えます。

青(ブルー)は「一色」ではなく、幅のある色

一口に青と言っても、
実際には印象の幅が非常に広い色です。

  • 落ち着いた青は、信頼や誠実さを
  • 明るい青は、軽さや親しみを
  • コバルトブルーのような強い青は、意志や先進性を

それぞれ異なる形で伝えます。

そのため青は、
選ぶトーンによってまったく別の意味を持つ色でもあります。

「青だから安心」ではなく、
どの青なのかまで考えることが、高級感には欠かせません。

青(ブルー)は「冷静にさせる色」でもある

青は信頼感を与える一方で、
人を冷静にさせやすい色でもあります。

そのため、
ネットショップ(ECサイト)では
購入を決断してもらいたい場面では
意図的に使われないことが多い色です。

特に、

  • カート周り
  • 購入ボタン付近
  • 最終確認の導線

では、
冷静さが強く出ると
「ちょっと考え直そう」という心理が働きやすくなります。

青は悪い色ではありませんが、
使う場所を選ぶ色であることを理解する必要があります。

よくされる質問「色見本の書籍はどれを選べばいい?」

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上記もしくは、以下の「日本の美しい色」もおすすめです。
「(日本の伝統色(和の色)」は、優美で品格のある色が多いです。まさに高級感を表す色だと思います。

配色アイデア手帖 日本の美しい色と言葉 心に響く和のデザインがつくれる本[完全保存版]第2版 2024/12/20 桜井 輝子 (著)

(執筆者:ころまるん)

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