
「まずは認知を取りましょう」
「認知が足りないですね」
マーケティングやWebの話になると、
必ずと言っていいほど出てくる言葉です。
でも実は、
認知ほど“分かったつもり”で使われている言葉はありません。
このページでは、
SNSや広告の話は一旦置いて、
認知という言葉のズレを整理します。
※英語だと、Awareness(アウェアネス)=「気づいている状態」。
名前や存在を知っていて、思い出せる・結びついていること。
そもそも認知とは?
認知とは、
知ってもらうことです。
ただし、ここが重要です。
「名前を見たことがある」=認知ではありません。
認知とは、
- 何をしている人(会社)か
- どんな価値を提供しているか
これがうっすらでも結びついている状態を指します。
認知=露出、ではない
よくある誤解がこれです。
- 認知=たくさん見せること
- 認知=露出回数
- 認知=インプレッション
確かに、見せなければ始まりません。
でも、見せるだけでは認知になりません。
中身が分からなければ、
記憶に残らないからです。
認知が「取れている」状態とは?
認知が取れている状態とは、
こんな感覚です。
- そういえば、あそこ
- あの分野なら、あの人
- なんとなく、ここ
はっきり説明できなくても、
頭の中に居場所がある。
これが認知です。
認知が弱いときに起きていること
認知が弱いと、
次のような状態になります。
- 見たことはあるけど思い出せない
- 何をしているか分からない
- 他と区別がつかない
結果として、
選択肢に入らない。
これは
嫌われているのではなく、思い出されていない
だけです。
認知と集客は違う
ここは混同されがちなので、
はっきり分けます。
- 認知:
存在を知ってもらうこと - 集客:
実際に来てもらうこと
認知がないまま集客をすると、
いきなり
「誰?」
から始まります。
認知は「すぐに成果が出ない」
認知がしんどく感じられる理由は、
これです。
すぐに数字にならない。
- 売上に直結しない
- 反応が見えにくい
- 効果が分かりにくい
でも、
認知は溜まるものです。
気づいたときに、
「前から知ってました」
と言われる。
Webで認知がズレやすい理由
Webでは、
認知が特にズレやすいです。
- 情報が多すぎる
- 流れが速すぎる
- 一瞬で忘れられる
だからこそ、
一回で覚えてもらおうとすると失敗します。
認知は「繰り返し」と「一貫性」
認知が育つ条件は、
とてもシンプルです。
- 繰り返し見かける
- 言っていることがブレない
派手さより、一貫性。
それがないと、
何度見ても覚えられません。
認知は「好きになってもらう前」
ここも大事なポイントです。
認知は、
- 好きになってもらうことでも
- 信頼してもらうことでもありません。
その前段階です。
「存在を思い出せるかどうか」
ここに立てて、
はじめて次のステップに進めます。
認知がうまくいっている人の特徴
認知がうまくいっている人は、
こんなことをしています。
- 同じテーマを話し続けている
- 無理に広げない
- 伝えたい軸が決まっている
だから、
少しずつ記憶に残ります。
まとめ:認知とは「思い出してもらえる状態」
最後にまとめます。
認知とは
- 見せることではなく
- 数を稼ぐことでもなく
- 思い出してもらえる状態
もし今、
認知が足りないと感じているなら、
焦る必要はありません。
必要なのは
派手さより、
一貫性と継続。
認知は、
静かに、確実に積み上がっていきます。
