
ブランディングという言葉が広まった一方で、
「それ、ちょっとズレてるかも…」という
ケースも本当によく見かけます。
ここでは、現場で何度も見てきた
ブランディングの“よくある勘違い”を5つだけ紹介します。
どれも難しい話ではありません。
目次
勘違い① ロゴやデザインを変えれば、ブランディングになる
ロゴ刷新、サイトリニューアル。
たしかに大事です。
でもそれはブランディングそのものではなく、結果の一部。
- 何を強みとして
- 誰に
- どう伝えたいのか
ここが決まっていないまま見た目だけ変えても、
「きれいになっただけ」で終わります。
勘違い② 世界観やストーリーを作ることがブランディング
世界観もストーリーも、否定はしません。
ただし順番が逆なことがとても多い。
- 先に雰囲気を作る
- あとから意味を考える
この流れだと、
中の人も説明できないブランドになりがちです。
世界観は「作るもの」ではなく、
整理した結果、にじみ出るものです。
勘違い③ 差別化しないといけない
「他と違うことを言わなきゃ」
そう思って、無理に尖らせていませんか?
実際は、
- ちゃんと伝わっていない
- 強みが言葉になっていない
この状態のまま差別化を考えても、空回りします。
多くの場合、
差別化は“探すもの”ではなく、
整理した結果として見えてくるものです。
勘違い④ 理念や想いを語れば、伝わる
中の人の想いは、とても大切です。
でも、それをそのまま出しても伝わりません。
なぜなら、
- お客様は前提を知らない
- 業界用語も背景もわからない
からです。
必要なのは「想い」ではなく、
相手に届く言葉への翻訳。
これができていないと、
いいことを言っているのに、
反応がない状態になります。
勘違い⑤ ブランディングは、時間もお金もかかる
たしかに、腰を据えてやれば時間はかかります。
でも、最初の一歩はもっとシンプルです。
- 何を大事にしているのか
- 何で選ばれているのか
- どんな人に来てほしいのか
これを整理して、言葉にするだけでも、
発信も営業も、驚くほど楽になります。
ブランディングは、
特別な人のためのものではありません。
まとめ:ブランディングは「正しく考え直すこと」
ブランディングでつまずく理由の多くは、
やり方が難しいからではなく、
前提がズレているからです。
- 見た目の話に寄りすぎていないか
- 雰囲気だけで進めていないか
- 自分たちの言葉だけで話していないか
ここを一度、立ち止まって見直すだけで、
ブランディングはぐっと現実的になります。
