
最近では、仕事のやり取りも、買い物も、友だちとの会話でさえも、
気づけば多くがネットの中で完結するようになりました。
とても便利だけれど、ときどき「本当にこれでいいのかな?」と
立ち止まりたくなることもありますよね。
そんな時、あなたはこの“オンラインという場所”を
どんな存在として感じていますか?
ネットは、見えない“誰かのやさしさ”でできている場所
私は20代の頃、ほとんど一人で日本各地をまわりました。
知らない町で、道を聞いたり、バスの時間を教えてもらったり。
あたりまえのように、人に声をかけていた時代です。
インターネットは、そんな“人との会話”を
すべて文字とデータに置き換えてしまいました。
けれど、ページの向こう側には
やっぱり“人”がいるんですよね。
情報を書いた人の思い、
困っている誰かに届けばいいなという静かなやさしさ。
ネットは、冷たいものではなくて、
見えないやさしさの積み重ねでできている場所だと、私は思っています。
だから、ホームページは“やさしい場所”であってほしい
お客様が困ったとき、
「ちょっとここを見てみようかな」と思える。
そんな小さな“寄りかかりどころ”でいい。
かっこいい言葉を並べたり、
無理にすごい自分を見せようとしなくていいんです。
ただ、
「この会社は、ちゃんと私に向き合ってくれている」
そう感じてもらえる場所であれば、それで十分だと思うんです。
情報をまとめるだけならAIにもできます。
でも“人に届く言葉”は、
その会社の人にしか書けません。
SNSも、ホームページも、“愛のある発信”で変わります
SNSに疲れる人が多いのは、
「見せたい自分」だけをずっと演じ続けるからかもしれません。
本当は、もっと普通でいい。
もっと、素直でいい。
そのほうが読み手も安心します。
ビジネスの世界でも同じで、
愛情のある会社は、発信がやわらかくて誠実です。
お客様もそれを感じ取ります。
私はいつも思うんです。
Web発信は、愛なんだよなぁ…と。
だって、
「困っている人に届けばいい」
「必要な人に見つけてもらえたらいい」
そんな気持ちが積み重なってできているから。
そして今日も、どこかで誰かが 誰かのためにページを書いています
どんな小さな情報でも、
そこには“誰かの願い”があります。
- 役に立つといいな
- わかりやすく書いてあげたい
- だれかの力になれますように
そんな気持ちでつくられたページが、
今日も世界中にひっそりと増えているんですよね。
インターネットは、
人と人が“見えない場所でつながっている証拠”だと思います。
だから私は、これからも
やさしい言葉を書いていきたい。
誰かのために、そっと置いておく。
そんなページを、たくさん作っていきたいと思っています。
ホームページに宿るもの
ホームページには、不思議と“人の心”が映ります。
ていねいな会社は、言葉もていねい。
やさしい会社は、発信もやわらかい。
どこか無理をしている会社は、ページにもその空気が漂います。
だから私は、ページづくりを「愛の仕事」だと思っています。
つくった人の気持ちが、
そのまま相手に届いてしまうから。
そっとページを開いたとき、
読み手が少しだけ温かくなれるような——
そんな場所でありますように。
あなたのホームページには、愛がありますか?
