
ゴールド(金色)のグラデーションで表現する高級感のイメージ
※ デザイン初心者の方が「失敗しない判断」ができるよう、
ゴールドの特性と注意点を中心にまとめています。
このパレットでは、だれもが高級なイメージを感じる「ゴールド(金色)」をグラデーションにしたパターンを紹介します。

高級感といえば、まず金色をイメージする人が多いと思います。
日常で目にする高級なアクセサリーや、優勝トロフィー、あるいは金塊などのイメージでしょうか。
ただ、金色だけでは何かを表現するのは難しいものです。
フォーマルな黒、神聖な白を合わせて、より品のよいイメージにできます。
[カラーキーワード]高級、豪華、厳か、プレミアム、貴重、金、フォーマルなど
カラーパレットの色の意味(RGB/HTMLカラーコード)
メインカラー(ゴールド(金色)のグラデーション)
R208 G169 B0 / #D0A900 ⇒ R255 G249 B230 / #FFF9E6
[金のイメージ] 高級、お金、金塊、光、輝き、明るい、希望
高価な「金」そのものの色は、 まさに高級感を感じる色です。高価なアクセサリーをイメージする人も多いでしょう。
輝くイメージから、希望を感じる色でもあります。
ただ、あまり多く使いすぎると、品のないイメージを与えてしまうので気を付けましょう。
サブカラー1(黒)
R0 G0 B0 / #000000
[黒のイメージ]フォーマル、シック、厳粛、高級、モダン、堅い
重たい、暗いイメージのある黒ですが、シャープさと重厚感も感じる色なので、広い面積で使用すると、高級なイメージを与える色です。
フォーマルなシーンでも使われる色で、洗練された厳粛なイメージを与えます。
テキストの色としても一番読みやすく、どのシーンにも合う色です。
他のどの色からも影響をうけないことから、自信を感じさせる色でもあります。
サブカラー2 (白)
R255 G255 B255 / #FFFFFF
[白のイメージ]清潔、爽やか、上品、純粋、神聖、雪、紙
白は爽やかで清潔感を感じる色です。
上品で神聖な印象も与える色なので、黒や金と組み合わせることで、高級感を感じさせます。
またどの色にも合う色なので、難しい色を組み合わせる時に、全体をまとめることもできる色です。
アクセントカラー1(薄いベージュ)
R230 G216 B179 / #E6D8B3
[ベージュのイメージ] ナチュラル、温かい、おだやか、安心、やさしい
金色を薄くして、金色の冷たさを和らげたベージュを入れることで、上品なイメージを与えます。
肌色のイメージに近いベージュは、温かみやおだやかさを感じて安心する色でもあります。
アクセントカラー(金)
R195 G144 B0 / #C39000
[金のイメージ] 高級、お金、金塊、光、輝き、明るい、希望
輝くイメージから、希望を感じる色でもあります。
ただ、あまり多く使いすぎると、品のないイメージを与えてしまうので気を付けましょう。
ゴールド(金色)が「高級感」を感じさせる理由
ゴールドが高級感を感じさせるのは、単に派手だからではありません。
- 希少性(自然界での存在量が少ない)
- 歴史性(貨幣・装飾・権威の象徴として使われてきた)
- 光の反射特性(黄色系でありながら金属光沢を持つ)
こうした背景が重なり、
人はゴールドに「価値が高い」「特別」という意味を無意識に重ねています。
そのため、使い方を間違えると下品に、
適切に使うと一瞬で高級感が伝わる色でもあります。
ゴールド(金色)を使うときの注意点
ゴールドは、使えば高級に見える「魔法の色」ではありません。
- 面積が広すぎると安っぽく見える
- 背景色とのコントラストで印象が激変する
- 業種や価格帯とズレると違和感になる
特に中小企業のWebサイトでは、
「高級に見せたい」という意図だけで使うと、
実態とのギャップが生まれやすい色でもあります。
ゴールド(金色)が向いているケース・向いていないケース
ゴールド(金色)が向いているケース
- 価格帯が高い商品・サービス
- 伝統・歴史・技術力を強みとする業種
- 「安心」「信頼」を重視するブランド
ゴールド(金色)が向いていないケース
- 価格訴求が中心
- 親しみやすさが強み
- カジュアルさが価値の業種
では、別の色の方が適している場合もあります。
日本における「金色」は、贅沢よりも“祈り”に近い
日本で金色というと、
派手さや富を誇る色、と思われがちですが、
本来は まったく違う文脈で使われてきました。
たとえば、
- 神社仏閣の装飾
- 仏像の金箔
- ご本尊やご神体の背景
これらの金色は、
「お金」や「豪華さ」を見せるためのものではありません。
日本における金色は、
人の手を超えた存在を示すための色です。
金色は「価値を主張する色」ではない
仏像や仏具の金色は、
目立たせるためではなく、
敬意や畏れを表すために使われています。
そこにあるのは、
- ありがたい
- おそれ多い
- 自分より上の存在
といった感情です。
つまり金色は、
「すごいでしょ」と主張する色ではなく、
自然と頭を下げたくなる空気をつくる色なのです。
ゴールドが高級感を持つ理由は「軽々しく使われない」こと
神社仏閣で金色が
ごく限られた場所にしか使われないように、
ゴールドは 多用されないからこそ価値が保たれる色です。
日本的な感覚では、
金色は日常に溶け込む色ではなく、
特別な意味を持つ場面だけに許される色。
だからこそ、
現代のデザインでも
ゴールドは
「選ばれた存在」「特別な価値」を
静かに伝えることができます。
「きんいろ」と「こんじき」の違い
きんいろ(金色)
- 見た目としての色を指す言葉
- 明るさ・輝き・装飾性にフォーカスしている
- 日常語・デザイン用語として使われやすい
例:「金色のアクセント」「金色のライン」
→ 視覚的・感覚的な表現
こんじき(金色)
- 意味や格を含んだ言葉
- 仏教・神仏・経典など、宗教的・精神的文脈で使われる
- 単なる色ではなく、尊さ・聖性・位の高さを含む
例:「金色の仏像(こんじきのぶつぞう)」
→ 象徴的・概念的な表現
決定的な違いはここ
- きんいろ:
「どう見えるか」 - こんじき:
「何を表しているか」
日本的な感覚では、
こんじきは“人の評価を超えたもの”に使う言葉だと思います。
だから
- 高級
- すごい
- 立派
では足りなくて、
畏れ・敬意・祈りが前提にある。
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(執筆者:ころまるん)




