
「滞在時間」とは、ユーザーがWebサイトに
どれくらいの時間とどまっていたかを示す指標です。
ブログ記事やサービスページが、
どの程度しっかり読まれているかの目安として使われます。
アクセス解析ツール(例:Google アナリティクス)では、
ページごと・サイト全体の滞在時間を確認できます。
目次
滞在時間が長い=「良い」とは限らない
よくある誤解が、
「滞在時間が長いほど、良いサイト」という考え方です。
実際には、次のようなケースもあります。
- 文章が分かりにくく、読み返して時間がかかっている
- 結論がなかなか出てこず、迷っている
- 情報が整理されておらず、探し回っている
つまり、滞在時間が長い理由が
「満足」とは限らないということです。
滞在時間が短くても問題ない場合
逆に、滞在時間が短くても、悪くないケースもあります。
- 知りたい答えがすぐ見つかった
- 営業時間・料金などを確認しただけ
- 用語の意味を調べて解決した
この場合は、
ユーザーの目的が素早く達成されている状態
なので、むしろ健全です。
本当に見るべきポイントは「ページの役割」
滞在時間は、ページの目的とセットで考えることが大切です。
- 用語解説・FAQ:短めでもOK
- ブログ記事:ある程度読まれているかを見る
- サービス紹介・LP:極端に短いと要注意
数字そのものより、
「このページで、想定した行動が起きているか?」が判断基準になります。
滞在時間を自然に伸ばすコツ(基本)
無理に引き延ばす必要はありませんが、
次のような工夫は効果的です。
- 冒頭で「この記事で分かること」を示す
- 見出しを整理し、読みやすくする
- 図解や箇条書きを入れる
- 関連ページへの自然な導線を置く
目的は、
「ちゃんと読まれる状態」をつくることです。
直帰率と滞在時間は「セット」で考える
直帰率と滞在時間は、別々の数字ではなくセットで見る指標です。
大切なのは、「そのページで想定した行動どおりに行動されたか」です。
- 用語解説ページ:滞在30秒で直帰
→ 知りたい意味がすぐ分かった=良い状態 - ブログ記事:3〜5分読まれて、次の記事へ移動
→ 興味を持って読み進められた=想定どおり - サービスページ:10秒で直帰
→ 内容を理解する前に離脱=改善が必要
つまり、
直帰や滞在時間の数字そのものではなく、
「ページの役割 × ユーザーの行動」が合っているかが判断基準になります。
滞在時間は“評価”ではなく“ヒント”
滞在時間は、良し悪しを決める数字ではありません。
ユーザーの迷い・理解・満足度を推測するためのヒントです。
直帰率やクリック率など、他の指標と合わせて見ることで、
ページ改善の方向性が見えてきます。
