
Webブランディングって、実は “半年で十分” って知ってました?
「え? そんな早く終わるの?」
そう思ったあなたは大正解。たぶん、多くの会社が同じ気持ちです。
だって…
ホームページは作れって言われるのに、
“Webでブランディングしろ” なんて誰からも教わらない。
広告、SNS、SEO…
“やらなきゃいけないこと” だけが増えていくのに、
何を基準に整えれば成果が出るのかは誰も言わない。
だから迷子になるのは、もう当然なんです。
でも実は、成果が出ている会社ほど
長期戦にしない。半年で一気に整える。
なぜか?
長くやるほどズレるから。
そして半年あれば、価値の翻訳から導線まで 全部いっぺんに揃う から。
25年の現場で、
“半年以内で仕上げた会社ほど伸びる” という現実を何度も見てきました。
今日はその理由を、やさしく・楽しく・本質だけでお話しします。
※価値の翻訳=魅力を “伝わる言葉” に変換すること。
伝わり方のズレをなくし、成果につながる形に整えます。
→ 価値の翻訳の詳細はこちら
Webブランディングは作業ではなく、“ゴール設計”です
ホームページ制作やSNS更新って、やっていると
どうしても 「作業」 みたいになりますよね。
- 写真をそろえる
- 文章を書く
- 記事を増やす
- SNSで告知する
- 広告を回す
これ、どれも必要なんだけど……
実は “ゴールが決まっていない作業” は成果につながりません。
なぜなら、
Webブランディングの本質は「つくること」ではなく
“お客様の意思決定を前に進める仕組み” を設計することだから。
作業はあくまで、そのための手段です。
「ゴール設計」がないと、会社は迷子になる
多くの会社が迷うのは、
“何のために作っているか” があいまいなまま着手するから。
- 問い合わせを増やしたいのか
- 売上アップを狙うのか
- 採用強化が目的なのか
- まず信頼の土台を固めたいのか
ここが決まっていないと、どれだけ作業しても
「がんばったのに成果がよく分からない」という状態になります。
逆にゴールが決まると、
やることが一気にシンプルになる。
Webブランディングラボ が大事にしてきたのは“成果の出る順番”
これは25年間、一番大事にしてきた考えです。
価値の翻訳 → 導線 → 接客 → 表現
この順番を整えれば、Webは必ず成果が出ます。
逆に順番を間違えると、
いくら美しいデザインでも“伝わらないサイト”になります。
そして、この 「順番を一気に整える」 のが
半年ブランディングの強さでもあります。
作業をやめて、ゴールから逆算すると急にラクになる
作業ベースで動くと苦しいけれど、
ゴールから逆算するだけで、
無駄な作業はかなり減ります。
- 何を伝えるべきか
- どこで迷子が起きているか
- 成果につながる導線はどれか
これらを整理してから動くと、
無駄な作業も、根性論の更新も、一切いらなくなる。
まとめ:Webブランディングの第一歩は“手を動かすこと”ではなく、方向を決めること
Webは作業量ではありません。
「どこにいくか」さえ決まれば、
あとは必要なピースを順番に置くだけ。
これが、Webブランディングが短期間で成果を出す理由です。
Webブランディングのゴールは、実は“4つだけ”です
Webは複雑に見えるけれど、
ブランディングのゴールは どれだけ業種が違っても4種類しかありません。
ここを理解していないと、
SNS、広告、SEOなど“手段”ばかり気になってしまい、
本当に必要な改善が見えなくなります。
① 問い合わせ増(BtoB・専門業ほど最重要)
製造、専門職、BtoBの会社はここが核。
しかも「質の高い問い合わせ」が来ることが大事。
- 何に困っているのか
- なぜあなたの会社に興味を持ったのか
- どのレベルで依頼したいのか
これが初回から伝わる仕組みができた瞬間、
Web経由の成約率がガツンと上がります。
② 売上増(EC・予約型ビジネス)
ECや予約業(サロン・飲食・整体など)は、
Webが “予約” や “レジ”の役割を果たす。
だからこそ必要なのは、
デザインより“迷わない導線”。
- どこで決めて
- どこで迷って
- どこで離脱しているか
ここを整えるだけで売上は普通に変わります。
③ 採用力アップ(若手の質が変わる)
意外と軽視されがちだけど、
今の時代、採用=ブランディングのど真ん中 です。
若手は求人票ではなく“企業姿勢”で応募を決めます。
- 代表の言葉
- 理念の言語化
- 社内の雰囲気
- 働く人の顔
- 「この会社、ちゃんとしてる?」の3秒評価
ここが整うと、応募の“質”が一気に変わる。
④ 信頼の土台づくり(最初の3秒で「まとも」)
どの業種でも、ここが最大の土台。
人は最初の数秒で“信頼できるかどうか”を判断します。
写真・色・言葉・余白
これが全部そろうと、閲覧者はこう思う。
「あ、この会社はちゃんとしてる」
この“第一印象の信頼”が、
①〜③すべてを底上げする力になります。
まとめ:ゴールが4つだけなら、迷わない
この4つのうち どれを優先するかが決まれば、
Webブランディングは一気にシンプル になります。
そして、
このゴールを“半年で一気に整える”から、成果が加速するのです。
なぜWebブランディングは“半年以内に終わらせる”方が、いちばん成果が出るのか
(※実際は3ヶ月で形にするのがWebブランディングラボ方式です)
Webブランディングは長期戦ほど良いと思われがちですが、
実はこれは真逆です。
私たちはこれまでの25年間で、
たくさんの会社の“伝わり方”を整えてきましたが、
その結論は一貫しています。
Webブランディングは「半年以内に一度完成」が最強。
実際は3ヶ月で一気に仕上げるのが正解。
そしてその後の数ヶ月で、
静かに—but じわじわ—ブラッシュアップしていくのが最も効率的です。
(※余談:ブラッシュアップの方が時間かかるし、本音ではちょっと苦手w
でも成果は確実に出るので、ここも大事な工程なんですよね…)
① 長期化すると、必ず“言語化のズレ”が起きるから
Web制作が1年半…みたいな話をよく聞きますが、
これはほぼ確実に迷子になります。
なぜなら制作が長期化すると、ほぼ確実に“ズレ”が起きるからです。
- 言いたいことが変わる
- 社内の意見が割れる
- 資料や文章が増えて混乱する
- 初期の熱量が消える
- その間に新規事業が動き出して、言うことがまた増える
- 仕事のやり方が変わり、ページ構成の前提がズレる
これ、現場では本当に“よくある”ことです。
これが積み重なると、
「結局なにから整えればいいんだっけ?」という迷子状態に戻ってしまう。
だから、
まず3ヶ月以内に一度“完成”させること
を強くおすすめしているんです。
② 逆に短すぎると、会社の本質(価値の翻訳)が拾えない
1〜2週間で「サクッと作ります!」系の制作も世の中にはありますが、
これでは会社の本質がまったく拾えません。
Webブランディングは、
- 顧客が何を求めているのか
- なぜ選ばれているのか
- 会社の“らしさ”とは何か
- 決め手となる価値はどこか
この深掘りがあるかどうかで決まる。
そのため、
3ヶ月は “本質を拾いながらブレない” ための最短ライン なんです。
③ まず3ヶ月で全部作り、あとで自然に磨く
これが、ずっとやってきたやり方です。
だいたい3ヶ月以内に、一度“全部”作る。
そして半年以内に、必要なところだけ磨いて完成度を上げる。
ブランディングは “机上で完璧” はありえない 世界だから、
私たちはいつもこうします。
- まず「えいや!」で一気に形にする
- 動かして、反応を見て、ズレだけ直す
- 社内の認識がそろったら、言葉・導線・写真を微調整する
このほうが圧倒的に早いし、成果も出る。
(※ブラッシュアップは時間かかるけど…やると強いのは事実w)
制作会社さんも本当に大変なんです -だから最初に伝えておきたい“現場のこと”
ちなみに勘違いしてほしくないのですが、
制作会社さんを否定したいわけではありません。
むしろ方向性が早く固まっている方が、制作会社さんは圧倒的にラクです。
ただ… 現場では本当にこういうことが起きるんです。
- 返答が遅れて3週間止まる
- 写真や文章が揃わない
- 意思決定者が出てこない
- その間に 新規事業が始まって話が増える
- 仕事のやり方が変わって、構成をまた作り直す
- 「やっぱり社長の写真を撮り直したい」と言われる
- 細かい修正が“完成前から”大量に来る
(※もちろん追加料金なし…)
これ、制作側からすると本当に大変なんです。
悪気はないのは分かってるけど、
長期化した瞬間、ほぼ全ての現場でこれが起きる。
だから最初に必ずこう伝えています。
「3ヶ月で一度“全部”形にします。
その後に直すべき部分は、半年以内のブラッシュアップで調整します。
ただし、返答が遅れる場合は、この期間では達成できません。」
これを前提にするとプロジェクトは驚くほどスムーズになるし、
クライアント自身も“迷わず、負担なく”進められます。
④ 3ヶ月で一度完成させた会社ほど、その後が加速する
3ヶ月で形を作りきると、
半年以内にこんな変化がじわじわと起き始めます。
- 問い合わせが増える・質が上がる
- 価格競争から抜ける
- 採用応募の“質”が変わる
- SNS、SEOの反応が安定し始める
- スタッフ全員の認識が揃う
半年以内に土台が固まり、
そこから“101%改善”が静かに積み重なっていく。
これは長期ダラダラでは見られない風景です。
※101%の改善=いきなり120%を目指さず、
“今日1%の改善を積み上げる”ためのシンプルな改善法。
ムリなく継続でき、成果が出る仕組みです。
→ 101%改善の詳細はこちら
⑤ 結論:半年以内に仕上げるから、成果が最短で出る
Webブランディングは、
長くやるほど良くなる世界ではありません。
3ヶ月で一気に形にして、
半年以内で芯を固める。
そこから自然に磨く。
この流れが、
“成果の出る会社” が必ず通っている最短ルートです。
ここまで読んでいただくと、
Webブランディングが難しく見えるのは、
実は“誤解”と“順番のズレ”が原因だと気づくはずです。
この土台が整えば、Webは必ず動きはじめます。
次回の【番外編3|後編】では、
“半年で成果が出る会社”の進め方 をくわしく解説します。
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