【コラム】「問い合わせがない」中小企業のホームページの失敗理由7選|最も基本のGoogleの指針「E-E-A-T」と「モバイルファースト」から改善策を考える

【コラム】「問い合わせがない」中小企業のホームページの失敗理由7選|最も基本のGoogleの指針「E-E-A-T」と「モバイルファースト」から改善策を考える

ホームページのアクセス数や問い合わせを増やすにはどうすればいいのか?」と、
質問をいただく経営者は本当に多いですが、これは落ち込む必要はまったくありません。

理由は、「御社の商品・サービスに魅力がない」のではなく、
多くの場合、「ホームページの基本ルールを知らないだけ」だからです。

その基本ルールを決めているのは“Google”です。
これを無視したら、その時点で失敗すると思いませんか?
ルールを知らないでプレイしても、いい結果は出ません。
でも逆に言えば「Googleの基本ルールさえ理解すればいいとも言えます。

この基本ルールは、「良い情報を積み重ねるほど、評価される仕組み」だと考えています。
理由は、ほとんどのホームページは情報不足だからです。
あなたの会社の「まだ書いていない事実を追加する」だけでいいのです。

その際に考えるのは、「画面越しのお客様に、親切にできるか?」です。

目次

【最重要】掲載すべき具体的な情報(E-E-A-T)※Googleの指針

Googleが特に評価しているのは、「見た目」よりも「中身(テキスト文章・御社の情報)」です。

また現在、最も重視している絶対的なルールが、
「E-E-A-T(イー・イー・エー・ティー)」という検索品質評価ガイドライン」です。

  • Experience(経験・実体験
  • Expertise(専門性
  • Authoritativeness(権威性・認知度
  • Trustworthiness(信頼性

アルファベットが並ぶと難しそうですが、これは実は簡単で、
「あなたが普段から “お客様と誠実に向き合う姿” をネットにもきちんと書いてね」ということです。

どれだけキレイなサイトでも、「中身がスカスカ」だったらGoogleは上位表示してくれませんので、
ここで、よくある失敗を一緒に見ていきましょう。

よくある失敗|「現場の生の声」が足りない(経験・専門性)

「会社のホームページだから」と身構えて、どこかの専門書や他社の専門的なページから、内容を引っ張ってきたような難しい言葉で埋め尽くしたページ。

改善するには:
社長が居酒屋で「うちの職人の技術がすごくてさ~」と普段から熱弁する内容を書くと、ネットでは圧倒的に強いです。仕事のこだわり、面白いエピソード、現場のリアルな熱量こそが一番評価されます。

これ意外ですか? 事実なんですよ。これはいわゆる御社独自の経験、実体験を語ることになります。
また「技術がすごい」なんて話は専門性(知識)を語っていることです。

すぐできること:
ブログや事例の最後に「創業〇年の現場で、私たちが実際に行ってきたこと。お客様にも喜んでいただけました」など、あなた自身の経験談」を1記事プラスするだけです。
自慢になるから心配ですか? でも日本人は、簡単には褒めませんから、自分から言わないとゼロになってしまいます。これ気づいてない方多いです。

ついでに「プロだからこそ分かるアドバイス」を一緒に書きましょう。
数行の箇条書きでも大丈夫です。これだけで、ページの価値は高まります。

よくある失敗|「基本情報」をおろそかにしてない?(運営者の透明性・信頼性)

実はお客様がページを見る時、トップ → サービス内容 → の次に「会社概要」を必ず見ています。
※アナリティクスで調べてください。中小企業の場合、高い確率でアクセスの上位に「会社概要」があります。
問い合わせの前は、とくに良く見ています。

「会社概要」が、住所、電話番号などの最低限の場合、問い合わせする気をなくすかもしれません。
※代表者の名前や顔写真、社屋の写真がないと、お客様がGoogleマップで住所を調べた際に「本当に実在する会社かな?」と不信感を抱く原因になります。BtoBでもBtoCでもこれは同じです。

改善するには:
会社概要が簡素すぎたり、記事を書いた人が不明の場合、「信頼性が低い」となります。お客様も不安を感じます。

すぐできること:
ブログが一番簡単です。記事の最後に「記事を書いた人:代表取締役 〇〇、スタッフブログ」など書きましょう。
※スタッフさんの場合は、複数で書く場合もあるので名前までは書かなくても大丈夫です。

また、会社概要のページを直せるなら、詳細情報をプラスし、「私たちがお客様に約束する3つのこと」といった、経営者の誠実な想いを3行ほど書き足すのはいかがですか?
いきなり理念、ビジョン、CSRなど難しいことは不要です。簡単なメッセージをお願いします。
※会社概要に代表の名前と写真は、あった方がいいですね…。

絶対的な採点基準「スマホ対応(モバイルファースト)」

ここを勘違いしている経営者の方が本当に多いです。たとえばこんな油断してませんか?
→「うちはBtoB(企業間取引)なので、パソコンで見てるから“スマホ対応”なんていらないよ」

明確に書きます。お客様がパソコンで見ていようが、BtoBだろうが一切関係ありません。
→Googleは、「ホームページをスマホ基準で採点します」と2023年10月に決めたからです。
現在は、「スマホ用のページ」を見て、サイト全体の評価(順位)をしています。

一番困るのは、「パソコンで見てOKと思って、スマホで一度も見ていない」という方が多いことです。

改善するには:
画面越しのお客様が、スマホの小さな画面で見た時、「快適に読めて迷わない」親切さがあるか確認してください。

すぐできること:
今すぐスマホで、自社のホームページを開いてください。
「文字が小さすぎて拡大しないと読めない…」
「ボタンやリンクが小さすぎて、隣のボタンを押しちゃう…」などがあったら、早めに改善を!
スマホ基準の文字サイズは16pixel以上です。また、ボタンやバナーを押せるサイズ・見つけやすい色に変えてください。そのホームページを作った人に言えますか? ちょっと心配です。

お客様を平気で待たせている「表示する速度が遅い」

「ホームページが開くのが少し遅くても、興味があるなら待つでしょ」
もしそんなふうに思っているなら、その考えは捨ててください。

改善するには:
ページを開くのに3秒、5秒待たせる「不親切なホームページ」はNGです。
実際に、あなたもイライラしますよね? これでは、お客様が離脱しやすくなります。

すぐできること:
まずは、画像の軽量化です。例としてトップページの「大きな写真」のサイズを確認してください。高画質な写真をそのまま載せていませんか? 写真のサイズを縮小して「サクサク動くように軽くする」というそのひと手間が大切。
また、動画を減らす、不要なプラグインを削除するのも有効です。

速度が気になる方は、Google提供の測定ツール「PageSpeed Insights(ページスピードインサイト)」でチェックしてください。

【おまけ】まだまだある! 今すぐチェックしたいのはこれ

よくある失敗|ポップアップやバナーが邪魔問題

サイトを開いた瞬間に「LINE登録はこちら!」「資料請求!」と画面が飛び出してきて、読みたい文章を塞いでしまうことです。

自分がされて嫌な押し売りはやめた方がいいです。お客様にストレスをかけないために引き算しましょう。
ポップアップはできたら廃止(これは、スマホの時などは本当にイヤです)。
LINEへの誘導などの案内は記事の最後の方で、お客様が納得したタイミング(下の方)に移動しましょう。

よくある失敗|「電話番号が画像」で、スマホでタップしてもかからない問題

せっかく「問い合わせよう」と思ったのに、電話番号の数字が画像で埋め込まれていたりで、タップしても電話画面が開かないことです。

改善するには:
電話番号を「テキスト(文字データ)」で入力してと依頼する。「スマホでタップしたら電話がかかる設定(telリンク)に変更して」
と伝えてください。

よくある失敗|「お知らせ」の最新日付が2、3年前で止まっている問題

トップページにある「お知らせ・ニュース」などが、2023年や2024年でピタッと止まっていることです。
これを見たお客様は「この会社、もう営業していない?」と感じるかも…。もちろんGoogleにも「何年も動いていない放置されたサイト」と判断されます。

大きなニュースがなくても大丈夫。「夏季休業のお知らせ」「お客様からお褒めいただきました」などを更新(投稿)するだけでも印象は大きく変わります。
会社の庭の花がキレイに咲いたとか、今日も元気に営業してますなど、なんでもいいんですよ~。

よくある失敗|外のブログ(アメブロなど)にお客様を逃がしている問題

ホームページの中に「ブログはこちら」のリンクから、アメブロやnoteなどの「外部のブログサイト」に完全に飛ばしてしまっている場合です。

せっかく自社のホームページに来てくれたお客様を、わざわざ他のサイトに追い出すような行為です。
※気づいてますか? 無料ブログは、「他社の広告」がいっぱい出てます。

できたら外部のブログはやめて、自社のホームページの中に日記や事例を書き溜める。※これお勧めです。
自社に事実が積み重なるからこそ、ホームページは強くなります。

E-E-A-Tの正体は、実はWebブランディングです

ここまで、E-E-A-Tについてお伝えしましたが、難しく考える必要はありません。
このルールの正体は、一言でいえば「Web上でのブランディング(信頼づくり)」そのものです。

ブランディングは「大企業が格好いいイメージを作ること」と思われがちですが、中小企業のWebブランディングは違います。

  • 現場で誠実にお客様と向き合ってきた「事実」をそのまま書く
  • 画面の向こうのお客様が迷わないように「親切な設計」にする

この積み重ねこそが、他社には真似できない御社だけの立派な「ブランド(信頼)」になります。

「SEO対策」と身構えるのではなく、「どうすれば画面越しのお客様に信頼してもらえるか?」というWebブランディングの視点で、できることから少しずつ書き足してくのが一番の近道です。

最後に、残酷な事実を…

結局、Googleが見ているのも、お客様が感じているのも同じことです。
「画面越しのお客様に、親切にできるか?」これだけを考えれば、ホームページは良くなります。

ただ、残酷な事実をひとつ。
ルールを決めているのがGoogleだと理解しないままホームページを発注すると、
→「キレイ」が基準のホームページができあがります。

これは制作する側も、求められたものを作っただけだし、経営者も知らなかっただけで、誰も悪くない。
でも、「問い合わせは来ない…」となりがちです。

今日からでいいので、少しだけ意識を変えて行動に移してください。
ブログが書けるホームページの場合は、少しずつでいいので新しい情報を載せられてはいかがでしょうか。

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