黒で表現する高級感のイメージ
このパレットでは、高級なイメージで一番多く使われる「黒」を基調に金と白が入ったパターンを紹介します。
黒はフォーマルな場面での装いで取り入られる色で、厳粛で高級なイメージがあます。
金などのサブカラーの色は分量を少なめにして、シンプルに見せるとより高級感が増します。
光沢をイメージする金のグラデーションを入れるのも効果的です。
銀やプラチナも高級感を与える色ですが、金と銀を組み合わせると成金ぽくて品がないと思いませんか?そこで代わりに上品な白を使って、全体を落ち着かせます。
[カラーキーワード]高級、豪華、厳か、プレミアム、貴重、金、フォーマルなど
カラーパレットの色の意味(RGB/HTMLカラーコード)
メインカラー(黒)
R0 G0 B0 / #000000
[黒のイメージ]フォーマル、シック、厳粛、高級、モダン、堅い
重たい、暗いイメージのある黒ですが、シャープさと重厚感も感じる色なので、広い面積で使用すると、高級なイメージを与える色です。
フォーマルなシーンでも使われる色で、洗練された厳粛なイメージを与えます。
テキストの色としても一番読みやすく、どのシーンにも合う色です。
他のどの色からも影響をうけないことから、自信を感じさせる色でもあります。
サブカラー1(金)
R201 G163 B51 / #D9A333
[金のイメージ] 高級、お金、金塊、光、輝き、明るい、希望
高価な「金」そのものの色は、 まさに高級感を感じる色です。高価なアクセサリーをイメージする人も多いでしょう。
輝くイメージから、希望を感じる色でもあります。
ただ、あまり多く使いすぎると、品のないイメージを与えてしまうので気を付けましょう。
サブカラー2 (白)
R255 G255 B255 / #FFFFFF
[白のイメージ]清潔、爽やか、上品、純粋、神聖、雪、紙
白は爽やかで清潔感を感じる色です。
上品で神聖な印象も与える色なので、黒や金と組み合わせることで、高級感を感じさせます。
またどの色にも合う色なので、難しい色を組み合わせる時に、全体をまとめることもできる色です。
アクセントカラー1(薄いベージュ)
R230 G216 B179 / #E6D8B3
[ベージュのイメージ] ナチュラル、温かい、おだやか、安心、やさしい
金色を薄くして、金色の冷たさを和らげたベージュを入れることで、上品なイメージを与えます。
肌色のイメージに近いベージュは、温かみやおだやかさを感じて安心する色でもあります。
アクセントカラー2(赤)
R170 G0 B0 / #AA0000
[赤のイメージ]情熱的、活動的、意欲的、明るい、暖かい、熱い
人間の血の色でもある赤は、活動的、情熱的な気持ちを高め、購買意欲を掻き立てる色でもあります。彩度が高くよく目を引く色なので、注目させたい部分で使われることが多い色です。
黒と金だけでは、冷たい印象にもなり兼ねないところに、少し赤が入ることで注目度も増し、購買意欲を掻き立てられると思います。
(執筆者:ころまるん)