「可読性(かどくせい)」を意識していますか?(可読性を高める7つのポイント)

可読性(かどくせい)とは、「文章」や「テキスト」の読みやすさ、理解しやすさの度合いのことです。読者に「情報」をわかりやすく伝えるには、可読性を高めて内容をスムーズに理解できるようにすることが重要です。

コタロウ

かどくせい…  コタロウにもわかるか?

あざやか

うーん。。。コタロウにはどうかな… でもすごく重要だよ!

コタロウ

それ美味しいのか?

あざやか

美味しいと思うよ。。。「これ わかんない~」って、見る人から嫌われたらダメじゃん。だから可読性はすっごい大事だよ~

目次

より「可読性」を向上させるための7つのポイント

ホームページは、「情報発信」の場です。
発信したい情報があるから、作ったホームページなのに、「読みにくい・理解しにくい」と読者から嫌われてしまったなんの役にたちません。だからこそ、可読性(読みやすさ)の追求は本当に重要です。

また、読者に向けた文章を作成するとき、可読性をより高めるために「内容」はもちろんのこと、「文章の構成・文体」や目で見た「視覚からのデザイン」が大きく影響します。

「日本語」の特徴を活かす(字・ひらがな・カタカナ・ローマ字)

日本語は、漢字・ひらがな・カタカナ・ローマ字が混ざり合う特殊な言語ですので、それぞれを上手に組み合わせて使うことでコントラストを付けることができ、読みやすさ、受け取りやすさを追求することができます。

特にマーケティングの観点から見て、キャッチコピーなどでは非常に重要です。
※キャッチコピーの場合、数字を上手に使うことも重要です。

文章の構造、段落と文節を意識する

情報を整理するには、適切な「段落分け」や「見出し」、「目次」を活用します。読者がスピーディに内容を把握するのに役立ちます。

文章の長さと文体を意識する

長過ぎる場合は次の段落に改行するなど、適度な文の長さを保つことが重要です。
また、分かりやすい文体(書く人の個性・スタイル)を使用することも大切です。専門用語の過度な使用や(ネットでは良くみられます)、無駄な表現は避けて明瞭で平易な文章を心がけましょう。

文字の「フォント」と「サイズ」は重要

特にインターネットで使用する場合、「フォント」は読みやすさに影響を与えます。シンプルで読みやすいフォントを選ぶことが望ましいです(普通がいいです)。また、適切な文字サイズの使用も重要です。
高齢化が進む日本では、文字が小さすぎると読みにくく、読むことを諦める方も多いので、目に優しい普通以上のサイズを選びましょう。

文章に適切な「見出し」や「強調」を

見出しやタイトル、強調(太字・色の変更)されたテキストは、重要なところを強調するために使用します。読者の目に留まりやすくする工夫が必要です。

文字の大小でコントラストを

これは大切なポイントですが、文字の大きさを組み合わせて、コントラストをつけるだけでも、お客様の目線を引き付けるデザインになります。

「画像(グラフィック)」や「図表」などの活用

「画像」や「図表」などを適切な場所に配置し視覚的な要素を活用すると、読者の内容の理解が容易になり、分かりやすいと感じてもらえます。情報の可視化や補完を行うのに大変役立ちます。
特に現在のWebサイトは、ページの一番上に画像(グラフィック)を配置して、ファーストビューで相手に内容の理解を促すなどして、2秒、3秒で相手の関心を引く努力が必要です。

「スマートフォン」での可読性

スマホサイトの場合、モバイルデバイスの画面サイズ、利用環境の特性に合わせて考慮する必要があります。

  1. レスポンシブデザインで、文字や画像を見やすく表示させます。
  2. 画面が小さいため、情報をシンプルにまとめることが重要です。
    ※無駄な装飾や複雑なレイアウトは避ける。
  3. スマホ画面では、短文や箇条書きが読みやすいです。
  4. フォントサイズと行間を適切に設定します。
    ※小さすぎる文字や詰まった行間は読みづらい。
  5. 文字と背景の色のコントラストを適切に設定します。
  6. ナビのわかりやすさ、スクロールのしやすさ、ページの遷移などユーザビリティに配慮した設計を行います。
  7. リンクテキスト、バナー・ボタンなど、タップ可能な要素の大きさや配置を適正にして、読者が正確に操作できるように配慮しましょう。

スマートフォンでの可読性を高めることは、ユーザーエクスペリエンスの向上につながります。読者がストレスなく読むことができる、情報を閲覧できる環境を提供することが重要です。

(まとめ)スマホなのか、紙 媒体なのか? 可読性の違いを配慮する

「可読性」が重要な理由は、近年、スマホの普及により、日常的に触れる情報量が飛躍的に増えているからです。
⇒常に情報が多すぎるからこそ、見てもらうには工夫が必要です。

逆に見る側は、情報が多すぎるからこそ「自分にとって必要なもの、不要なもの」を、瞬時に見分ける能力が向上しているとも言えます。

こういう読者に「見てもらう」、そして「選ばれる」ためには、より読みやすい、わかりやすい、を常に考える必要があります。
また、媒体ごとに(紙媒体、スマホ、パソコン 等)見え方も変わりますので、その配慮も必要になります。

(執筆者:あざやか)

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