【Web集客5】GoogleのCMからシニアマーケティングが変わった - 音声検索(マイク検索)で変わる新しいWeb集客が“AIO”になる

【Web集客5】GoogleのCMからシニアマーケティングが変わった - 音声検索(マイク検索)で変わる新しいWeb集客が“AIO”になる

実は、「フリックできない・したくない」は、全世代共通です。理由は…

  • 20代は「面倒くさい」から
  • 60代は「物理的に難しい」から

結果としてどちらも、マイク(音声入力)を使う人が増えていると統計データでも出ています。

でも、入力がカンタンになった今だからこそ、 今まで明らかにネットに参加できなかった、いわゆる「情報弱者」と言われるシニア世代も、マーケティングの対象となったことに気づいていますか?

ちなみに、世間が情報弱者だと決めつけている層とは?
40代後半〜60代以上の世代(とくに女性)のことで、パソコンやスマホの操作、特に「入力」や「設定」に時間がかかる、あるいは「QRコードが読めない」と思い込まれている人たちのことです。

※失礼なことを言ってごめんなさいと、まずは謝罪しますが、
私自身も、いわゆる情報弱者と言われるど真ん中世代です… (-_-;)

目次

最初に私自身の “情弱扱い体験” を書いておきます…

私はネットの仕事を始めてから約25年、もうQRコードなんて2005年ぐらいから、Webサイトやチラシに自分で埋め込んでましたよ… (-_-;)

それなのに、お店に行くと…
「こちらのQRコードから注文できます。QRできますか?」と聞かれ…
「アプリダウンロードできますか?」「メールアドレス入力できますか?」と聞かれる…

すぐに入力が終わると(慣れてますから)、
「えええ~ 早い。すごい~」って幼稚園児が先生にほめられる感じになります… (-_-;)

これを理不尽とは思いません。
普通にそうだよな~、そうみられるよね~って受け入れています。
実際、お店で注文に苦労してる同年代の人を見ると、やりましょうか?と言いたくなったりしますので…。

でも「どうせ、できないんでしょ?」と なめていたのは、実は「提供する側の私たちです」。
(私も同罪だし、認識が古かった…)
実際のユーザーたちは、すでにネットの中で自由に楽しんでいます。これは事実です。

スマホに話しかける人たち、たまに見かけませんか?

先日、駅の近くを歩いていたら、交差点の待ち時間で「〇〇駅から〇〇駅の時刻表」とスマホに話しかける、たぶん60代以上の女性を見かけました。
また観光地でスマホに「この近くの美味しいランチ」って言ってる女性も見ました。

そして私自身も、実際に周りで大きな変化を感じています。こんな例です。

  • LINEでスタンプしか送ってこない50代女性の友人
    長文を丁寧に書いて送っても、スタンプで「は~い・ありがとう」の返事のみで…
    手抜き~?って思ってたら、入力できないことが発覚しました。
    →音声入力を教えたら、超長文がどんどん送られてきて… これはこれでかなり迷惑 (-_-;)
    でも本人はとっても楽しそうだから良かった。
  • 「ジェミニ! 去年、亡くなった演歌歌手の人教えて」と60代の女性
    ネット系のイベントで、ジェミニを立ち上げて自慢げに話す女性がいました。
    →さらに「便利だね~」と、のってきた70代らしき男性に使い方を教えてました。
  • カフェで60代?の女性が、40代ぐらいの女性に「Instagram始めたいの!」
    その時の入力をマイクでやっていて、彼女が言ったのは
    →「音声があるからInstagram始めようと思ったの」(これ衝撃)
  • フリックできない、パソコンに触ったことのない40代主婦の友人
    「あ×5回 = お」を、猛スピードで打ち続けるのに驚いて…
    →フリック+音声を教えたら、買い物もSNSもラクになったと喜ばれました。

お金と時間はある - でも少し前まで“入力が無理だったシニア”

まず最初に、ひとつの数字を出します。

2025年の時点で、日本人の50.4%が50歳以上です!
つまり、日本の人口の半分以上が、50歳以上… 驚愕ですね… (-_-;)
ネットが苦手で情弱と言われてきた、まさにその世代が人口の過半数を占めているということです。
出典:総務省統計局の人口推計2025年5月1日(概算値)

日本の人口は減っているけど、お金も時間もあってネットを楽しむ・便利に使う「おとなたち(シニア世代)」は確実に増えています。

でもまだまだ若いマーケッターの目には映っていないようで…。
有力なネットユーザーとされている若年層の奪い合いに必死なんだと思いますが、その50代以上の大人たちを「情弱だから」と下に見ているうちに変化は確実に起きています。

実際に「楽天市場」などの情報を見てください。
最も買い物をするのは40代~60代の女性です。

私がECコンサルをやり始めた約25年前でも最も多く買い物していたのは30代~50代の女性です。
その方たちが、25年経って50代~70代になっています。

最初からECで買い物していた人たちは、1000回以上の購入は普通にあります。※私自身、2000回ぐらいあります。
とくに女性は「家族のために買い物する」ので、食品・日用品のリピート買いが多いので買い物回数がすごいことになります。
この女性たちが、ネットで買い物するだけでなく、多様なサービスなども利用しています。
(旅行、日常のサービス、習い事、飲食店、美容・健康サービス系 などなど)
この方たちを顧客にできているのかで、これからのマーケティングの勝敗は決まると思います。

ですがこの方たちも、年齢には勝てない…
細かい文字が読めなくなったり、長時間スマホ見るのキツかったり、少しずつ切実な変化があると思います。

その方たちを、「わかりやすいホームページ、優しい導線」で受け止める準備はできていますか。
それができているホームページこそが、新しい勝ち組の姿だと思いませんか。

「GoogleのCMに渡辺謙さん」これ、完全にシニア狙いですよね?

気づいてますか? 最近のGoogleの変化を…
テレビCMに多数の芸能人を登場させています。それだけでも驚かされるのに「渡辺謙」さんですよ?

日本って世界に先駆けた高齢化社会だからテストマーケティングしようってGoogleも目覚めたんです。
これ完全なパラダイムシフトですよね?
“情報弱者”なのでと無視されていた人たちは、実は「宝の山」だってことに気づいたんですね。

市場の半分の人に対して(50歳以上)、「マイク検索」で「動画」でというのもかなり理にかなっています。
残念ながら、年々減っていく若年層を取り合うのか、増えていく50歳以上に向き合うのか、そろそろ真剣に考える時期なのではないでしょうか。

しかも、この世代はお金を使います。
そしてこの世代は、「自分たちの消費」だけではありません。

→自分の娘や息子に、その孫に、自分の親(祖父母)に、舅や姑に…
上から下まで、家族みんなの消費を、包囲網のように担うことも多いです。
子どもへのプレゼント、孫のお祝い、親の介護用品、家族旅行、家のリフォーム…

大きなお金が動くとき真ん中にいるのはこの世代です。家族中の財布の経由地ですから。

それに私には、20年以上の間、実際に見てきた実感があります。
私がECの仕事を始めた2000年ぐらいから、すでに40代〜60代のお客様がたくさんいました。
ネットで、ふつうに買い物をしていたのです。その方たちは、いま60代以上になっています。

20年以上前からネットに慣れてて、買い物もいっぱいしてきた人たちです。
その人たちをつかまえて、いまさら「情弱」なんて、本当に失礼な話だと思いませんか?

「単語のSEO」から「対話のAIO」へ

女性がジェミニに聞いた「去年亡くなった演歌歌手は誰?」という言葉。
→これを「演歌 歌手 2025 訃報」なんて打ち込む必要はありません。

この変化を考えると、「短く区切った単語の “SEO”」だけにこだわる必要はすでにないということです。
→脳に浮かんだ「話し言葉」をそのまま言うだけ。
→それをキャッチするのが、これからのホームページの役目です。
※御社のホームページもです。

「単語」で待ち構えるSEOだけの時代は終わり、
→「シチュエーション」と「話し言葉」「ニュアンス」で迎え入れるAIO時代が始まっています。

シニアの検索は、もう予測できないくらい面白くなります

「オッケー Google!」と言う「テレビCM」は、2018年ぐらいから流れていたと思いますが、それを最初に目の前で実際に聞いたのは、当時50代ぐらいの女性2人でした。

私は一応、この仕事をしてるので恥ずかしいという思いがあって、そんなの街中でできるか!って思ってましたが、それを覚えた女性たちは楽しそうに「オッケー Google! 近くのランチ教えて、1000円くらい」なんて言ってました。
その時のちょっと嬉しそうで誇らしい顔を覚えてます。

また、YouTubeがブレイクした時も、自慢げに画面を見せてくれたのは50代、60代の人たちでした。
「これ便利だよ、好きな音楽も聴き放題だよ」と、とても嬉しそうに…。

言い方が間違っていたらごめんなさいですが…、
逆に情報に強くない人ほど、素直に変化を受け入れて楽しむんだなという印象が私にはあります。
新しいことを見つけて、便利・楽しそうって思ったら、素直に使ってみる。
私は、これをこの世代の人たちに期待していいと思うのです。

だから最後に聞きます。
あなたのホームページは、この方たちに「便利・いい感じ」って思ってもらえますか?
これを実践すると、あなたの会社の成長は続くと思います。

次の記事は、実際に見直しを行って結果が出た2つの店舗のお話です。
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