
中小企業のコーポレートサイトは
「会社案内」では、もう役に立たなくなっています
まず結論から書きます。
中小企業のコーポレートサイトは、
「会社案内」だと思って作ると、
ほぼ確実に機能しません。
これは感想ではなく、
長年、現場を見てきた中での事実です。
多くの会社が、同じ間違いをしています
中小企業のホームページを見ると、
よくこんな構成になっています。
- 会社概要
- 代表あいさつ
- 事業内容
- 沿革
- お問い合わせ
一見、ちゃんとしているように見えます。
でも、ここに大きな問題があります。
それは、「誰のためのサイトか」が
どこにも書かれていないこと。
今、コーポレートサイトは「見られ方」が変わっています
以前は、
名刺代わりにURLを載せておけば
それで十分な時代もありました。
でも今は違います。
- 取引先は、契約前に必ず検索する
- 求職者は、応募前に必ず見る
- お客様は、比較の材料として読む
つまりコーポレートサイトは、
最初に開かれる「判断の場」になっています。
にもかかわらず、
- 何を強みにしている会社なのか
- 他とどう違うのか
- 誰に向いているのか
が伝わらなければ、
判断そのものができません。
「会社案内」では、何も判断できない
ここで、はっきり言います。
- 会社概要
- 沿革
- 代表メッセージ
これらが悪いわけではありません。
問題は、
それしか書いていないことです。
それでは、見る側はこう思います。
「で、この会社に頼む理由は?」
「うちに合う会社なの?」
答えが見えなければ、
選ばれません。
コーポレートサイトには、役割があります
私が中小企業のサイトを見るとき、
必ず確認する視点があります。
それは、
このサイトは、何の役割を果たしているのか。
最低限、コーポレートサイトには
次の役割が求められます。
- 営業:
問い合わせにつながるか - 広報:
価値や考え方が伝わっているか - 採用:
「ここで働きたい」と思えるか
このどれか一つでも欠けると、
サイトはただの置き物になります。
ほとんどのサイトは「もったいない状態」
多くの中小企業は、
- いい仕事をしている
- 現場に強みがある
- お客様から評価されている
にもかかわらず、
それがサイトに出ていません。
理由はシンプルです。
「何を書けばいいかわからない」
「どう見せればいいかわからない」
だから無難な
会社案内に落ち着いてしまう。
これは、
センスの問題でも
努力不足でもありません。
問題は「伝え方の土台」がないこと
サイトが機能しない原因は、
- デザインが悪いから
- 写真が足りないから
- 文章が下手だから
ではありません。
「何を、誰に、どう伝えるか」
この土台が整理されていないこと。
ここが決まらないまま作ると、
どれだけ見た目を整えても、
成果は出ません。
コーポレートサイトは、会社の“窓口”です
今の時代、
ホームページは単なる情報置き場ではなく、
- 営業マンの代わり
- 会社説明会の代わり
- 面接前の判断材料
になっています。
だからこそ、
「この会社は、どんな考えで
どんな人のために、何をしているのか」
これが、
迷わず伝わる必要があります。
まとめ
中小企業のコーポレートサイトは、
「会社案内」で終わらせるには、
あまりにも重要な存在です。
必要なのは、
- 背伸びすることでも
- 大手の真似をすることでもなく
自分たちの価値を、
正しく伝わる形に整えること。
それができてはじめて、
コーポレートサイトは
営業・広報・採用の
ちゃんとした入口になります。
もし今、
- ホームページを作ったのに成果が出ない
- 何を書けばいいかわからない
- 会社の強みが言葉にならない
そんな状態なら、
問題はあなたの会社ではありません。
「伝え方の整理」が
まだできていないだけ。
ここから、整えれば大丈夫です。
(執筆者:ケイ)
