【EC・つぶやき2】Android、iPhoneの両方で「楽天アプリ」を確認してますか? - 40代~60代の主婦層という楽天のパワーユーザーが最も多く所持するAndroidで「商品画像」がスライド・拡大できない問題

【ネットショップ・つぶやき編2】Android、iPhoneの両方で「楽天アプリ」を確認してますか? - 40代~60代の主婦層という楽天のパワーユーザーが最も多く所持するAndroidで「商品画像」がスライド・拡大できない問題

私自身、Webサイトの確認用に必ず2台のスマホを持っています。AndroidとiPhoneです。
でも、この「Android」が楽天アプリと相性が悪いことに気づいていますか?

2000年初頭から「売れない、転換率が上がらない」を店舗と解決してきた元ECプランナー/コンサルが、現在でも多くいただくご質問にお答えするために、「ECの基礎」として本質的な売上の作り方を書いています。
筆者が最も得意とするのは、LPの企画・制作、販売企画、顧客対応・顧客目線、Webブランディングです。みなさまがネットショップで成果を出すためのヒントになれば幸いです。

目次

商品ページの最終チェックは「どの端末」でしていますか?

楽天市場アプリの商品ページを作っているみなさん、最終チェックはどの端末でしていますか?

Web制作の現場では、最新のiPhoneを持つ方が多いので(実際そうでした)、「商品画像」のカルーセルなんて、サクサク動いて当たり前と思っているかもしれません。実際に、私のiPhoneでも非常にスムーズに動きます。

でも、日用品や家族の買い物を担う40〜60代の女性たちは、Androidが過半数という事実をご存じでしょうか。
その中でも国内トップクラスのシェアを誇るのが、シャープの「AQUOS」です。

私自身、EC時代から検証用も兼ねて「AQUOS」を10年近く使っていますが、Androidで楽天アプリを触ると画像が見られないことが多発します。
※私があえてAndroidをメインで使っているのは、モールやアプリ、WordPressのページの検証をするためです。

それに、実際に一番買い物をしている大切なお客様は、Androidが多いからです。
「夫や子どもはiPhoneだけど、私は手頃なAndroidにしてる」という方は本当に多いです。

原因は、Android端末のハードウェア特性とOSの仕様です

こんな動きを感じています。

  • 少しでも指の軌道が斜めに流れると、OSが縦スクロールを優先して横スライドをキャンセルする
  • AQUOS独自の誤操作防止フィルターやタッチ判定の特性があり、画像が途中でガクッと止まる現象

さらに致命的なのが、近年のAndroid標準である「ジェスチャーナビゲーション(画面端からのスワイプで前の画面に戻る機能)」との競合です。

たとえば、商品画像の2枚目から3枚目に進んだあと、「さっきの2枚目をもう一度見よう」と前の画像へ戻ろうとしたとします。その際、画面の右端から指を滑らせた瞬間、アプリの「戻る」ではなく、OS側の「戻るジェスチャー」が優先して発動してしまいます。

結果、見ていた商品ページから、楽天の「検索結果一覧画面」へ強制的に戻ってしまう現象です。

これ、どういう意味か分かりますか?
商品を見ていたお客様が、競合が並ぶ「検索画面」へ戻ってしまうんです。

スマホ操作に慣れているはずの私ですら、こうなります。

  • 商品画像が「→次へ」スライドできない
  • タップしても「拡大画面」にならない
  • 前の画像に「←戻ろうとする」と楽天の検索画面に戻る

これは、実はよくおきますので、よほどその商品に興味がなければ、めんどくさいから見るのをやめます。

ですので、一度「検索画面」に戻されたお客様が、もう一度商品ページに戻ってくれるのか?は、かなり疑問です。「なんで?」とあきらめる人も多いと思います。

それに私の友人もですが、「自分がスマホを使うのが下手だから」って言う方も多いです。
これ可哀そうです。あなたのせいじゃない。私も25年以上ネットの仕事をしてて失敗するんだから。

商品ページの「制作者」と「お客様」の操作環境は違ってませんか?

デザイナーがiPhoneの滑らかな動きを前提にして、どれほど「キレイで分かりやすい2枚目・3枚目」を作っても、お客様の手元の端末では拡大できない、スライドできないで離脱の引き金になったりもします。

ぜひ一度、社内にあるAndroidで、片手の親指だけで商品ページを触ってください。
お店を見る目が変わると思います。

  • お客様が見ている現実:
    楽天で最もお買い物をする「40〜60代の主婦のお客様」はAndroidが多数派。「AQUOS」が多い。
  • 現場とお客様の断絶:
    デザイナーはiPhone、お客様はAndroidだから、フリックが引っかかり、拡大も効きにくい。
    店舗が見せたい「2枚目・3枚目」の画像が見れないことも多い。
  • 確認必須事項:
    Android、iPhoneの両方で画面を最終確認していますか。お客様は同じように見えていますか?

最後に書きたい…。
私は楽天のパワーユーザーで、元ECプランナー/コンサルだから、楽天の出身みたいに自分のこと思っています。
いまでも楽天大好きなんです。
だからこそ言いたい。もったいないぞって (-_-;)

次の記事では、これを完全回避はできないけれど、ファーストビューである「商品画像」スムーズにスライドする方法を記事に書きたいと思います。ご期待ください。

【出典・参考データ】
年代が上がるほどAndroid利用率は高まり、60代女性では約6割がAndroid(MMD研究所「2024年9月スマートフォンOSシェア調査」)
。Androidの機種別シェアはAQUOSがトップ(同「2025年9月調査」)。40〜50代女性も半数前後がAndroidとされる。

👉 売上の作り方や自社ECの活かし方など、他の実践記事はこちらです。

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