【Web改善8】中小企業のHPのトップページの失敗例 - 問い合わせ無し、SEOもダメ…と悩む社長のサイトの最新3投稿がすべて「休暇のお知らせ」だった

【Web改善8】中小企業のHPのトップページ失敗例 - 問い合わせ無し、SEOもダメ…と悩む社長のサイトの最新3投稿がすべて「休暇のお知らせ」だった

※この記事は、ホームページでお困りの中小企業の経営者さんからの質問にお答えする記事です。

「記事が書けないし、SEOも上がらない、問い合わせなんてほとんどないよ…」
「何かアドバイスして!」と言われて、さっそく会社のホームページを一緒に見たところ…

画面に出たトップページの「新着情報(お知らせ)」の最新3件を見て、私は思わず絶句してしまいました。

→ 夏季休暇、年末年始休暇、臨時休業(社内研修)のお知らせでした。

「社長これは、お客様から見ると”休みの多い会社”に見えます……」

でも、これは”お知らせの中身”の問題だけではありません。
トップページを”何のための場所なのか”、わからないまま作っていることこそが問題です。

この記事では、トップページの本当の役割と、やりがちな失敗例を解説します。

目次

そもそもトップページとは何か?(前提として押さえる3つの基本)

まずホームページでは、会社名などで検索すると「トップページ」が表示されることが多いので、ここは来訪者を迷わせずに案内する「総合インフォメーション」であり、「会社の顔」です。

お客様は「自分に関係のある会社か」を一瞬で判断するので(あなたもやってますね?)、ただコンテンツをなんとなく並べるのではなく、「→ここを絶対に見てほしい」という明確な意思を示してほしいのです。

そのために、まずは以下の3つの基本を押さてください。

  • ファーストビューで何の会社かわかるようにする
    お客様は「自分に関係のある会社か」を1秒で判断します。
    1画面目で「何の専門会社なのか」「誰のどんな悩みを解決するのか」が伝わるようにしてください。
  • 見せたいページへの「誘導バナー」を上の方に置く
    会社として一番見てほしい「サービス内容ページ」のバナーや、見てほしい「コンテンツ」を上部に配置します。訪問したお客様が全員が押せる位置にあるか確認してください。
    ホームページ全体への導線をトップページは担っていますので、意図的に設計できてるか確認してください。
  • 更新の止まった「お知らせ」は、下部に移動する
    更新が止まっている「お知らせ」をページの一番目立つ場所に置いているのは、自ら「休業中」と宣言しているようなものです。一番目立つ場所から少し下の方に移動し、重要なコンテンツを上に持ってきましょう。

経営者がハマる!トップページの失敗ケース5選と改善提案

「とりあえずホームページを作った」「記事を書いた方がいいと経営者仲間から言われた」結果、一番カンタンなお休みのお知らせだけが積み重なってしまったなど、よくある5つの失敗ケースと改善策をまとめました。

ケース1:新着情報(お知らせ)の使い方・見せ方の失敗

新着情報はトップページでも目立つ場所にあるため、使い方を間違えるとお客さんを遠ざける原因になります。よくある失敗は以下の2パターンです。

  • パターンA:新着情報が「休暇だらけ」または「数年前で停止」している
    冒頭のように、最新の3投稿がすべて「休暇のお知らせ」だったり、一番新しい日付が「2024年5月」で止まっている場合、これを見たお客様は、「休みの多い会社?」「やる気なさそう?」と違和感を感じます。
  • パターンB:「お知らせ」の新着が全部プレスリリース・受賞報告で固い
    更新が良くされていても、並んでいるのがプレスリリースや受賞報告、業務提携ばかりのケースです。
    「〇〇デザインアワードを受賞しました」「株式会社△△と業務提携いたしました」
    とてもかっこいいですが、お客様は「うちの会社とは、格が違うのでは?」と遠慮してしまうことがあります。
  • 改善策)「お知らせ」というコーナーの“タイトル”そのものを変える。
    →「お知らせ」「ニュース」というタイトルは、「新しい記事を書かなきゃ」とプレッシャーになるし、告知しか書けなくなります。思い切ってコーナー名を変えてしまいましょう。
    【タイトル変更の候補】「活動報告、ブログ、日記、お客様へのお願い、弊社からのお約束」など
    「活動報告」にすれば日々の活動が書きやすくなりますし、そこに受賞報告が混ざることで「すごいな〜」と素直に伝わります。ブログ、日記もおすすめです。
  • 受賞や提携などのお知らせは、一言プラスして、一緒に喜んでもらう
    受賞報告などは「〇〇デザインアワードを受賞しました」だけで終わらせず、
    →「いつも応援ありがとうございます! 〇〇デザインアワードを受賞しました」
    と添えるだけで、お客様が「よかったですね」と思える親しみやすさが増します。

裏技として… 見せ方を工夫して「違和感」をなくす ※WordPressの場合
投稿の「日付」を消します。日付があるから「古い」と感じるので消せば単なる情報です。気になるなら「日付表示をオフ」にしましょう。
また、WordPressの「投稿ブロック」を使って、「非表示のお知らせカテゴリ」を作り、表示をさせないという方法もあります。

ケース2:スライダー(動く画像)に重要なリンクを貼っている

スライダー(横にスライドして切り替わる動く画像)を設置している場合で、その1枚1枚の画像に重要なリンクを貼っているケースです。この場合、サービスごとの画像が作られて切り替わっているケースが多いです。

明確に申し上げますが、お客様は動くバナーを追っかけてまでクリックはしてくれないと認識してください。

「見せたいコンテンツ」は動かない静止バナーで作成し、それを必ず上部に配置しましょう。
その際に、スライダーはどうするのか?となると思いますが、そのままで大丈夫です。

ケース3:「社長のあいさつ」が一番目立つ場所にある

ファーストビューの直下など、一番目立つ場所に社長の想いや歴史がドカンと載っているケースです。
これ自体は、社長の心意気を感じて、私自身は応援したいのですが…。

でも、お客様は「この会社を知りたいのではなく、自分にどんなメリットがあるか知りたい」ので、トップページの社長のあいさつは、ページの下の方に移動して、お客様のためのコンテンツを上の方に移動してください。

もしくは、社長のあいさつを「会社案内」と考えて、あいさつ、理念、沿革、ビジョンなどのページを作るか、「会社概要の中に入れるか検討し、しっかり記載をお願いします。

「会社案内」のページを丁寧に作ることは、とても重要です。
この場所は、「お問い合わせ」「契約」「申し込み」に迷う方が必ず見に来るページです。
また御社で働きたいと採用譲歩を見ている方も、必ずこのページを見ています。

ケース4:メインビジュアルが季節外れ ※そもそも花などはいらないです

10月にトップページの一番上のメイン画像に「桜」が咲いているケースです。
笑えるようで笑えない、意外とあるケースです。

そもそも会社に関係のないメインビジュアル(季節の花の写真など)は不要です。
そういう提案があったとしたら、断固お断りしましょう。

会社のホームページは、趣味のページなどではないので、会社のイメージを伝える絵を選びましょう。
できたら、「その会社らしさ」を現すものをご用意ください。

ケース5:スマホでどう見えているか確認していない(仕上げ)

「パソコンで完璧だからとスマホを見ない」と、勘違いしている経営者の方が本当に多いです。

たとえばこんなこと言ってます。
→「うちはBtoB(企業間取引)なので、パソコンで見てるから “スマホ対応” なんていらないよ」

ですが実際には、BtoBの会社でさえも40%以上がスマホで見ているという結果も多々あります。
※御社のアナリティクス要確認です。

一番困るのは、「パソコンで見てOKと思って、スマホで一度も見ていない」というケースです。

今、すぐにやってください。 ※スマホで自社のホームページを開いてください。
→「文字が小さすぎて拡大しないと読めない…」
→「ボタンやリンクが小さくて、隣のボタンを押しちゃう…」などがあったら、早めに改善してくださいね。

まとめ:トップページは、「会社の顔」です

上記の例で見ていただいたのは、どれも会社側が意図せずにやっていることですが、これがずーっと世界中に公開されているとしたらぞっとします。だから以下を確認してください。

  • 「私たちを選んでほしい」と本気で思っているかは、トップページに表れている
    少し厳しい言い方かもしれませんが、そのままの意味です。その会社が言いたいこと、お客様への想い、「これをぜひ見てほしい」という意思がトップページからそのまま伝わります。
  • 自分たちで管理できないものは、思い切ってやめる
    スライダーも、季節の写真も、更新前提の新着情報も、全部「あったほうがいい」と言われて入れたものだと思いますが、続けられないなら「無いほうがいい」という判断も必要です。
  • 自分たちは見慣れていても、お客様はいつも「初めて」
    社長もスタッフも、そのトップページを見慣れていますので、季節外れのイメージも、休暇のお知らせばかりが並んでいても気になりません。ですが、お客様は違います。今日初めて、そのページを見るのだということを常に意識してほしいです。※アナリティクスの「新規ユーザー数」確認してください。

しつこく言いますが、トップページは「会社の顔」ですから、ページを開いた時に、「自分たちらしさ」を感じられるか確認してください。

もし「どこの会社かわからない」なんて状態でしたら、絶対に改善することが必要です。
よくある定型的な説明文章、素材サイトで良く見かける写真、古くて止まったままの「お知らせ」などのすべてが、お客様が目にするものだと認識してください。

「お客様に選ばれたい」と思うのなら、本気で見直しをお願いします。

最後に、「失敗例」なんて失礼なことを書いてお許しください。
でも大丈夫です。原因がわかれば、ページは必ず良くできます。
ぜひ改善できそうなところから少しずつ直してください。きっと問い合わせは増えます。

ホームページの改善シリーズは、
トップページ問い合わせ会社概要事業概要(会社案内)/サービス内容(失敗例実践編AIと執筆)/実績・導入事例料金一覧・価格例よくあるご質問・Q&Aまとめ・優先順位 です。

私が目指しているのは、その会社の等身大の良い姿を伝えて、「この会社と付き合いたい」とお客様に思っていただけるホームページです。
実は、Googleの評価基準である「E-E-A-T(経験・専門性・権威性・信頼性)」でも、現場でのリアルな体験や生きた言葉が最も評価されます。
このシリーズでは、中小企業が、その会社らしさで「選ばれる理由を作る」を一緒に考えていきます。これがまさに、中小企業のWeb戦略(Webブランディング)です。

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